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The Silence of the Lambs : ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスが共演したオスカー最優秀作品賞受賞のサイコ・スリラー「羊たちの沈黙」が、もしも、大人の素敵な恋の出会いを描いたラブコメだったなら… ? !



食べちゃいたいくらい好き!!なぁ~んて言ったりしますが、ハンニバル・レクターは本当に食べちゃいますからね…!!





ジョナサン・デミ監督が、トマス・ハリスの同名小説を映画化した「羊たちの沈黙」をパロディした予告編です…!!、もう26年も前の1991年に全米で封切られて、大ヒットになり、翌年開催の第64回アカデミー賞授賞式では、リメイク映画が現在大ヒットの「美女と野獣」などを下して、最優秀作品賞を含む計5部門もの栄冠に輝いた「羊たちの沈黙」は、その後…、


公開当時の評価が過大すぎたのでは?!と振り返って、凡作のように見なす映画ファンの方もいらっしゃいます。確かに映画の出来としては、今ひとつの部分もあるかもしれませんが、やはり、サイコ・スリラーというジャンルのブームを巻き起こすキッカケになった作品ですし、素直になれない恋のすれ違いという絶妙なテーマを描いた「ふりむけば愛」(1978年)を作られた大林宣彦監督は恋愛映画の傑作として高評価をしたレビューを書かれています。


そのように、ジョディ・フォスターが演じる新米FBI捜査官のクラリスと食人鬼のハンニバル・レクターのアンソニー・ホプキンスとが、どこかしら惹かれあい、ふたりの関係が微妙に発展をする様や、スコット・グレンのベテラン捜査官がクラリスを見る目線などを特別な恋愛劇のように解釈した観方というのは…、


実のところ、大林監督のみならず、大勢の映画通が気づいて、この一見サイコ・スリラーに込められた裏のテーマとして語られ、評価の定説になっていますから、それを知っている映画ファンの方にとっては、そうそう「羊たちの沈黙」は本当は恋愛映画なんだよ!!と、パロディではなくて、映画の裏と表とをひっくり返して観せたようなロマコメ版だったのではないでしょうか…?!、なので、そういう意外な奥深さが評価をされて、オスカー主要5部門受賞の結果にまでなったのかもしれませんね…!!

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