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Planet of the Apes :「猿の惑星」シリーズの第3弾「ウォー・フォー・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」が、元祖「猿の惑星」のチャールトン・ヘストンが人間は不屈だと語る宣言の悪夢を見るシーザーの死の予感を絶妙に描いた予告編の予告編のプロモ・ビデオをリリース ! !



予告編の予告編なのに、本編映像はほとんど使うことはなく、とても上手に作られたショート・ショート・フィルムに仕上がっています!!


たった数秒の予告編の予告編だけを観て、あぁ、こんな感じか…と納得し、後日に披露される本当の予告編は観ない人たちが、実は意外に多いだけに、こうした本編映像は観せない工夫は大いに歓迎できる「猿の惑星」の第3弾「ウォー・フォー・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」の予告編の予告編です…!!



あたかも人の営みの歴史を振り返ったかのような史料映像の合い間に、これまでの「猿の惑星」シリーズの展開のカットを織り交ぜた予告編の予告編…と言うよりも、ショート・ショート・フィルム仕立てのようなプロモ・ビデオの背景に流れているナレーションの声の主は、元祖「猿の惑星」のオリジナル映画(1967年)と続篇(1970年)に主演した故チャールトン・ヘストンです…!!


その2008年に亡くなった名優が語っているのは、文学者として著書を執筆するかたわら、映画の脚本家としても活躍し、ハンフリー・ボガート主演のハワード・ホークス監督作品「三つ数えろ(大いなる眠り)」(1946年)などを手がけたことで映画通に知られるウィリアム・フォークナーが、1949年にノーベル文学賞を受賞した時のスピーチの一部です…!!

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ウィリアム・フォークナーの名演説がどういうものだったのかについては、やはり同じ文学者の翻訳がよいと思うので、芥川賞や谷崎潤一郎賞など数々の賞を受賞された作家の池澤夏樹先生の訳を引用させて頂くと…、

私は人間の終焉を受け入れることを拒みます。人間は単に絶えることができるから、最後の赤い夕陽の中で潮の干満にも濡れない価値なき最後の岩から運命の最後の鐘がディンドンと鳴り響くときに、その取るに足らない疲れ知らずの声がまだ話しているが聞こえるから、だから人間は不滅だ、というのはあまりに容易です。私は人間は耐えるだけでなく、勝つことができると信じています。人間は多くの生き物の中で唯一疲れ知らずの声を持っているから不死なのではなく、魂があるから同情と犠牲と忍耐の能力のある精神を持っているからこそ、不死なのです。詩人や作家の使命はこういうことについて書くことです。人間の心を押し上げ、人間に過去の栄光としての勇気と名誉と希望と誇りと同情と哀れみと犠牲のことを思い出せることが詩人と作家の特権なのです。詩人の声はただ人間の記録であるばかりではなく、人間の忍耐と勝利の支えとも柱ともなり得るのです。


…とのことで、人間には魂があるから不滅だと言い、終焉を受け入れはしない!!という故チャールトン・ヘストンの不屈の勝利宣言?!にあわせて、額に銃口を突きつけられたシーザーが次のカットでは、ハッと目覚めて、すべては悪夢だった…というオチになっている予告編の予告編のショート・ショート・フィルムは、人間の軍隊を率いる “ 大佐 ” のウディ・ハレルソンの脅威に追いつめられようとしているシーザーの内心の不安を表現したものだったのですが、果たして、猿と人間との戦争はどのような終焉を迎えることになるのか…?!、より一層の興味をかき立ててくれた「ウォー・フォー・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」の最終版の予告編は、全米で明日の火曜日(5月16日)にリリースです…!!、お楽しみに…!!


次回作の「ザ・バットマン」も楽しみなマット・リーヴス監督の「ウォー・フォー・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス」は、今夏7月14日から全米公開!!、最終版の予告編はもちろん、FOXの作品ですから、この週末の5月19日に全米の映画館に登場する「エイリアン」シリーズの最新作「コブナント」の冒頭にアタッチされることになります…!!

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