District 9 Sequel : SF映画のプロジェクトを発信する Oats Studios を立ち上げたニール・ブロムカンプ監督が、エイリアン隔離政策をテーマにした「ディストリクト9」の続編について、ついに語ってくれた ! !

エイリアンのクリストファーさんは、3年後に帰ってくる！！と言い残していたのに、あれからもう8年ですから、約束を忘れてしまったのかと思っていましたが、けして、そうではないことを、ニール・ブロムカンプ監督が明らかにしてくれました…！！

かつては 3Dのアニメーターや、CMディレクターとして仕事をしていたニール・ブロムカンプ監督が、2005年に発表したショート・フィルム「アライブ・イン・ヨハネスブルグ」を下敷きにして、長編映画の監督に挑み、2009年に公開した「ディストリクト9」は、安価な約3,000万ドルの製作費で完成しながら、全世界のトータルで約2億1,000万ドル以上を売り上げて、大きな黒字を稼いだばかりか、まさかの最優秀作品賞を含む計4部門において、オスカーにノミネートまでされたことから、新人監督のデビューとしては、まさに質と実の両面を兼ね備えた完璧な作品でした…！！

大ヒットSFモッキュメンタリー・アクション「ディストリクト9」の続編「第10地区」？！は前日譚のプリクエールで、2012年撮影予定とヴィカス本人が語った…！！ - ＣＩＡ☆こちら映画中央情報局です

よって、即座に続篇の製作が希望されて、話題にのぼり、主人公のヴィカスを演じたシャールト・コプリーは、2012年ごろに撮影をするかもしれない可能性をほのめかすなどしていましたが、その後、ニール・ブロムカンプ監督が、マット・デイモン主演の「エリュシオン」（2013年）、ヒュー・ジャックマンをキャストに迎えた「チャッピー」（2015年）を手がけるなどしたことで、次第に「ディストリクト9」の続篇「ディストリクト10」？！は忘れられてしまったかのようだったのですが…、

「ディストリクト9」については、同じ世界観に属する別の映画を作ろうと思っているんだ。

…とのことで、その口ぶりからすると、必ずしも続篇ではないのかもしれませんが、テクノロジーの技術革新を追いつつ、メディアの動向を伝えている情報サイト The Verge のアンドリュー・リプタクの取材に応じたニール・ブロムカンプ監督は…、

この場の目的は、自分たちが自治権を握って、どんなことであれ、自分たちのやりたいことを自主的に行うことだからね…。

…と、先週に第1弾の予告編を披露してくれた新しい仕組みによる映画作りを試みる Oats Studios を立ち上げた主旨を語ってくれて…、

過去の作品は映画スタジオが所有しているものだから、それを採りあげるとなると、彼らと関わらなければならない。だから、たぶん可能性はないと思うよ。

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…と、自身がこれまでに作った旧作映画の続篇や、世界観を共有する新たな作品などを、Oats Studios が製作することはないだろう…と語りながらも…、

WETA に舞い戻って、連中と一緒にまた映画を作るなんて、クールだよ！！

…と、「ディストリクト9」については、プロデュースを手がけてくれたピーター・ジャクソン監督のVFXスタジオとして知られる WETA とコラボして、新作映画を作る考えを持っていることを明らかにしてくれました…！！

しかし、具体的にどのようなストーリーを考えているのか？！までは、ニール・ブロムカンプ監督は語ってくれていないのが残念ですが、エイリアンのクリストファーは本当に再び地球に戻ってきて、エイリアン化したヴィカスを元の人間に戻してくれるのか？！、ニール・ブロムカンプ監督の気持ちの中では、「ディストリクト 9」の世界はまだ完結していなかったことが、ひとまず明らかになっただけに、今後の進展に期待をしておきましょう…！！