Michelle Rodriguez Threatens to Leave Fast & Furious :「ワイルド・スピード」シリーズに新たな崩壊の危機 ! !、ミシェル・ロドリゲスが降板も辞さない意思を示した ! !
元ファミリーのメンバーのガル・ガドットは今や、「ワンダーウーマン」で人気のスーパースターですから、辞めたほうが得かもしれません？！
「ワイルド・スピード」シリーズにまた、ひと悶着ありそうな新たな崩壊の危機が生じたことが話題になっています…！！
今春4月に封切られた「ザ・フェ8・オブ・ザ・フューリアス」が、まさかの映画史上最大の封切りヒットを叩き出して、あの「スター・ウォーズ : ザ・フォース・アウェイクンズ」（2015年）の記録を超えてしまうなど、見た目は絶好調の「ワイルド・スピード」シリーズですが、しかし、その裏側の実態はと言えば、ポール・ウォーカーが亡くなったことで、ヴィン・ディーゼルさまがお山の大将として君臨をし始め？！、とうてい、“ ファミリー ” などとは言えないドロドロの人間関係らしいことが、共演者のドウェイン・ジョンソンのみならず、ジェイソン・ステイサム、シャーリーズ・セロンらが離脱して、スピンオフ映画の別のシリーズを新たに製作する運びになったことから、憶測されるようになりました。
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しかしながら、そうしたスピンオフの動きについては、製作・配給のユニバーサル映画が、いま流行りの “ シネマティック・ユニバース化 ” を目指すものとしても理解ができるだけに、決定的な分裂になるものか、どうか…？！は、今後の進展を窺う必要がありますが、ところが新たにミシェル・ロドリゲスが、シリーズから完全に降板してもよいという意思を、自らの Instagram の投稿によって訴える行動に出ました…！！
「フェ8」のデジタルHDが、北米で昨日の火曜日（6月27日）にリリースされたよ！！という宣伝の告知から始まっているミシェル・ロドリゲスのコメントは、その後に、「ワイルド・スピード」シリーズが次回作では、女性の登場人物に対して、いくらかの愛を示してくれることを希望する…と続けて、つまり、女性の登場人物の役割を増し、存在感を大きくしてほしい…とでも訴えたのにはとどまらず、さもなくば、自分はグッドバイと言うしかない…と、これが降板すら辞さない構えの要求であることをほのめかしています。
これまでのシリーズの流れを振り返ると、2009年公開の第4作めの中で死んだはずのミシェル・ロドリゲス扮するレティは、第5作め（2011年）の結末で、実は生きていたことが暗示され、2013年公開の第6作めで生き返ったの対して、代わりに第5作めから登場したガル・ガドットのジゼルが第6作めで死んでしまう…といった次第で、女性の登場人物の数のバランスを保つ努力がされている風ですし、さらに第7作め（2015年）では、ナタリー・エマニュエルのラムジーを追加し、「ザ・フェ8」では悪役にシャーリーズ・セロンを起用したばかりか、クレイジー・アクション女優の本人の希望に応じて、ヘレン・ミレンまで登場させていますから、特に女性の存在を軽んじているとも思えません…。
とは言え、その一方で、第5作めから登場したドウェイン・ジョンソンのホブスは、前述のようにスピンオフ映画が作られる運びになるほどの主役に迫る存在感を発揮し、第6作めの結末から参戦したジェイソン・ステイサムは、第7作めでは悪役だったのに、それが「ザ・フェ8」では一転して、ヒーローの立場に置きかえられています。
また、名優カート・ラッセルや、スコット・イーストウッドといった男性のキャストも追加され、ミスター・ノーバディの組織が、今後の展開において欠かせないものになるのでは…？！といった見込みを踏まえると、次第にレティの立場は小さくなっていく…と、ミシェル・ロドリゲスが不満を抱くのもわかならくはありません…？！、それに「ザ・フェ8」のストーリーのサプライズは、シャーリーズ・セロンのサイファー、エルサ・パタキーのエレナらにスポットを当てたものの、その内容はドムの妻としてのレティの立場をないがしろにした…と受けとめることもできなくはありません。
よって、シリーズの新鮮味を保つ工夫として行われてきたキャストの入れ替えにおいて、どちらかと言えば、男性陣の方が大きな役割が与えられて、重要度を増しているように思えなくもない…といった男女の格差に加えて、女優同士の格差にしても、シャーリーズ・セロンが悪役のサイファーとして登場したことで、本来は主演女優だったはずの自分の立場はないじゃないか…と、当のミシェル・ロドリゲスとしては、いったい、どこに自分が「ワイルド・スピード」に出演し続ける意味があるのか…？！と、出演料はさておき、やり甲斐の点で納得がいかないかもしれないのは察することができるかもしれません。
ヴィン・ディーゼルとは一触即発の犬猿の仲だけに、もはや、共演することができず、ヴィン・ディーゼル風のスキンヘッドの別人と撮影をするドウェイン・ジョンソンのように、不満を露わにすれば、スピンオフ映画のチャンスが現実になるわけですから、ザ・ロックがしたようにミシェル・ロドリゲスも Instagram したのかもしれませんが、さて、次回作の「ファスト 9」に、彼女は出演するのか、しないのか…？！
プロデューサーのヴィン・ディーゼルとしては、ひょっとすると、これを機会に次回作では本当にレティを殺そうぜ！！と、それでまた、お涙ちょうだいの話題を盛り上げて、ひと稼ぎしてから、クビだ！！などと思いついたかも…？！、いずれにしても、「ワイルド・スピード」シリーズの出演者は、みんな仲がいい一枚岩のファミリーだ！！という宣伝のために作られたらしい幻想は、またしても内側から崩れてしまった…と言えるのかもしれません…。
