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Stephen King's It : まさかの映画史上最も観られた予告編 ! ! の大記録を叩きだしたスティーヴン・キングの原作を、やっぱり完全映画化する「It(イット)」の前編が、待望の新しい予告編をリリース ! !



いまの子どもたちが、けして、外で遊ばないわけではないでしょうが…、


昨2016年の夏にカナダのトロントで行われていた「It(イット)」の撮影現場を取材したホラーおたくの女性の映画ジャーナリストのハリー・ファウチによれば、1973年に生まれて、80年代に思春期を迎えて成長したアンドレス・ムシェッティ監督はクランクインに先がけて、主人公の “ はみだしクラブ ” の子どもらを演じるジェイデン・リーバハーくん(「ミッドナイト・スペシャル」2016年)、フィン・ウィルハードくん(「ストレンジャー・スィングス」)らの子役たちを一堂に集め、約10日間にわたって、一緒に外で遊んだり、自転車で遠出をするといった、言わば修学旅行?!みたいな体験をさせたそうです…!!


それによって、映画の舞台の1989年当時の子どもたち、つまり、自分はどんな風に毎日を過ごしていたのかを理解させながら、単に役の上での演技ではなく、現実に子役たちを友だち同士のグループにしてしまうことによって、恐怖の “ それ ” に直面する “ はみだしクラブ ” のリアクションに説得力を持たせたかったみたいですが、その効果はいかほどのものか…?!、製作・配給のワーナー・ブラザースがリリースした「It(イット)」の新しい予告編を早速、ご覧ください…!!

Trailer : Stephen King's ‘ It'



モダンホラーの帝王スティーヴン・キングの同名代表作を映画化した「It(イット)」は、当初の予定では「ビースツ・オブ・ノー・ネーション」(2015年)などの若き名匠のケリー・フクナガ監督がメガホンをとり、前後編2部作のホラー大作として作られるはずでした。でも、実際のところ、ホラー映画が大ヒットになることは滅多にありませんから、製作費が削られた挙げ句、同監督が降板してしまい、「ママ」(2013年)のアンドレス・ムシェッティ監督が引き継いだ次第ですが、“ 過去 ” と “ 現在 ” に分かれた物語を描く 2 部作のうち、撮影されるのは “ 過去 ” だけになってしまったのですが…、


しかしながら、今春3月末に初めて披露した予告編が、リリースから24時間のうちに約1億9,700万回の再生回数を叩きだしてしまい、まさかの映画史上最高の新記録!!にまでなるほどの極めて圧倒的に群を抜いて、驚きの高い注目度を発揮したこともあるのでしょうが、アンドレス・ムシェッティ監督が、Variety のブレント・ラングのインタビューに応じたコメントによれば、来年2018年1月中までに後編の脚本を完成し、春の3月には製作準備を始める予定だそうですから、 “ はみだしクラブ ” の子どもたちが大人になった30年後の “ 現在 ” を舞台にして、再び “ それ ” と遭遇する結末までが、どうやら、しっかりと描かれることになるようです…!!

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また、前述のハリー・ファウチによれば、アンドレス・ムシェッティ監督は、前任者のケリー・フクナガ監督が恐怖のピエロのペニーワイズ役に起用したウィル・ポールターとも会ったそうですが、監督が交代し、映画の製作が遅れたことから、ウィルの代表作の「メイズ・ランナー」シリーズのスケジュールとかぶってしまい、代役として新たにビル・スカルスガルド(TVシリーズ「ヘムロック・グローブ」)を起用することになったそうですが、最終的に決まるまでには、女優のティルダ・スウィントンの恐怖のピエロも検討していたそうです…!!


そのビル・スカルスガルドの恐怖のピエロのデザインについては、世間一般によく知られている20世紀のピエロの姿は、サーカスに代表されるようなイベントの俗なイメージに結びついてしまい、あまり美的ではないため、もっと昔の19世紀の古いピエロを参考にして、創りだしたそうですが、CIA リーダーのキング・ファンのみなさんはどのように思われたのか…?!


ひとまず、後編の現在編に向けて、もう動き出しているらしいとは言え、肝心の再来月9月8日の全米公開の結果が沈没では、また見送りになってしまいかねませんが、「It(イット)」は無事にデビューを果たすことができそうでしょうか…?!


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