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Wonder Woman :「ワンダーウーマン」が、コミックヒーロー映画初のアカデミー賞最優秀作品賞を含む複数受賞のオスカー制覇に挑戦 ! !、「ザ・ダークナイト」と「マッドマックス」の敵討ちを、パティ監督が目指す見込みになった ! !



ハリウッドの男社会のバカの壁を叩きつぶす挑戦とも言えそうです…!!


オスカー史上最高の最も素敵な司会者!!と、ウルヴァリンのヒュー・ジャックマンの文字通り、板についたホストぶりが大絶賛を博した 2009年春の第81回アカデミー賞授賞式で、ダニー・ボイル監督の「スラムドッグ・ミリオネア」が最優秀作品賞を含む計8部門での受賞を果たし、席巻したことについては、多くの映画ファンが納得しています。

しかしながら、その一方で、クリス・ノーラン監督の「ザ・ダークナイト」が計8部門にノミネートされて、そのうちの2部門で受賞をしたとは言え、肝心要の最優秀作品賞と最優秀監督賞の候補には挙げられなかったことに抗議の声が殺到し、アカデミー賞はインチキ!!と罵倒され、一気に権威を失ったことから、映画芸術科学アカデミーは最優秀作品賞の候補の数を従来の5本だけから、最大で10本までを認めるように枠の拡大をするしかない状況に追い込まれてしまいました…。


そうしたオスカーへのバッシングの経緯は、俗に “ ザ・ダークナイトの呪い ” と言われて、第81回以降からアカデミー賞は急速に人気を失い、次第に精彩を欠くハメになったのですが、その「ザ・ダークナイト」で悔しい思いをしたワーナー・ブラザースが、今夏の全米映画興業の最大ヒット作「ワンダーウーマン」でのオスカー獲りを目指す方針を固めつつあるらしいことを、Variety のラミン・セテューダがレポートしてくれました…!!

オスカー獲りのキャンペーンを本気で展開するにあたっては、業界メディアへの広告の出稿はもとより、各地でのパーティの開催と、そのために出演者のスターを動員しなければならないほか、アカデミー会員向けの上映会や、DVD の配布、そして、買収の裏金などに多額の経費が必要となるため、受賞の見込みのない作品に対して、そうした投資はできませんから、ワーナー・ブラザースとしては、単にヒットの観客動員のみならず、内容の評価のレビューにおいても、最高に近い支持を集めている「ワンダーウーマン」ならば、最優秀作品賞と監督賞の主要部門を充分に狙えるものと考えているようです…!!


そのワーナー・ブラザースは、“ ザ・ダークナイトの呪い ” を言わば、成仏させるリベンジとして、2015年公開の「マッドマックス : フューリーロード」でもオスカー獲りを目指し、最優秀作品賞を含む計10部門でのノミネートを獲得し、第88回アカデミー賞では最多の6部門受賞を果たしています。


ジョージ・ミラー監督の「マッドマックス : フューリーロード」は、アクション映画の娯楽作ではなくて、現代アートのひとつとまで高評価されていますから、そのトム・ハーディ主演作が、トム・ハーディ出演作の「ザ・レブナント」に敗れてしまい、肝心要の最優秀作品賞と監督賞は逃しただけに、パティ・ジェンキンス監督の「ワンダーウーマン」がオスカー獲りに名乗りをあげるとするならば、「ザ・ダークナイト」のみならず「マッドマックス」の敵討ちをも目指す格好になりそうです…!!

また、女性の監督がアカデミー賞の最優秀監督賞を受賞したのは、これまでのところ、「ザ・ハート・ロッカー」(2008年)のキャスリン・ビグロー監督が唯一のただ一人ですから、2004年開催の第76回授賞式において、シャーリーズ・セロンは最優秀主演女優賞に選ばれたのに、パティ監督は無視された…という経緯を踏まえても、パティ監督にオスカーを獲らせてやりたい!!と考えているらしいワーナー・ブラザースの姿勢は、いまの時代にマッチしたものとして、大いに歓迎されそうです…!!

ただし、同社は現在全米公開中の名作「ダンケルク」がオスカーを席巻するのでは?!と期待されていますから、あまり「ワンダーウーマン」をプッシュし過ぎると、クリス監督本人による「ザ・ダークナイト」のリベンジへの妨げになってしまうかも…?!


果たして、「ワンダーウーマン」は、コミックヒーロー映画や、アクション映画を価値の低いものと見なす偏見と、女性は男性よりも劣る…という性差別のバカの壁を叩きつぶして、オスカーでも大暴れをすることができそうか…?!、ガル・ガドットも最優秀主演女優賞にノミネートさせてあげたいですね…!!


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