Box Office : 9月22日～24日の全米映画ボックスオフィスBEST10の第3位

忍者戦隊の活躍を描いた LEGO アニメ第3弾「The LEGO Ninjago Movie」が、前作「バットマン」のオープニング成績の半分すらも稼げなかった沈没により、シリーズの人気失墜が恐れられる残念な初登場第3位 ! !

第3位 (初) 「The LEGO Ninjago Movie」(7,000万ドル)

$21,245,000−(4,047館/$5,250)−$21,245,000

Trailer : The LEGO Ninjago Movie



★RT支持率は評論家 53 % , 観客 63 % / Metacritic スコア 55 / 出口調査の CinemaScore B+

LEGO のアニメ・シリーズを展開するワーナー・ブラザースが封切った第3弾「The LEGO Ninjago Movie」のオープニング成績は、少なく見積もっても、3,000万ドル前後の数字になるものと期待されていましたが、現実の結果は、そのノルマには、ほど遠い約2,125万ドルでした…。よって、すでに挫折は明らかなのですが、前2作のオープニング成績を振り返ってみると…、

「The LEGO Movie」（2014年）　6,905万ドル（3,775館）

「The LEGO Batman Movie」（2017年）　5,300万ドル（4,088館）

もはや、比較の差について、とりたてて語る必要などないほど、歴然として、数字は下落の一途をたどっています…。

マーベルのヒーロー映画「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」シリーズのクリス・プラットが声優をつとめ、多彩な人気キャラクターが登場した第1弾と、DC コミックスを代表するヒーローのダークナイトが主人公だった第2弾に対して、ジャッキー・チェンが声優をつとめてくれたカンフー・マスターが育てた忍者戦隊の魅力が、あまり世間の関心を集められなかったばかりか、観客の対象年齢を目立って、引き下げて、明らかにキッズ・ムービーにしたことが、裏目に出たように思われますが、もはや、LEGO のアニメは飽きられてきたのかも…？！、いずれにしろ、「The LEGO Ninjago Movie」は、以下のような前2作の最終売り上げには到底およばず、さらに数字を引き下げることになりそうですし…、

「The LEGO Movie」　2億5,776万ドル

「The LEGO Batman Movie」　1億7,575万ドル

今の飽きられ始めた状況？！から憶測すると、再来年の2019年春の2月8日全米公開が予定されている「The LEGO Movie 2」も、前作ほどのヒットにはならないのでは…？！

忍者は中国発祥？？だけに当然、戦い方は主にカンフーになることから、ジャッキー・チェンが指導した殺陣をアニメ化したので、「The LEGO Ninjago Movie」は忍者映画として当然、カンフー映画でもあることをアピールしたことについて、日本人はドン引き？！かもしれないプロモ・ビデオ ! !


とにもかくにも、ワーナー・ブラザースは寄り道をして、先にスピンオフ映画を製作し、LEGO・シネマティック・ユニバース？！を目指すよりも、サッサと人気の「The LEGO Movie」の続篇を作ってしまって、それからスピンオフ映画に手を出す…という順番が逆の方がよかったのかもしれませんが、「ワンダーウーマン」が、あんなに特大のヒットをすると予測できていれば、忍者ではなく、「LEGO ワンダーウーマン」を作ったのに…とも後悔していそうですね…。

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