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New Mutants: 新ウルヴァリンの起用も検討中のFOX代表が、「X-Men」シリーズの最新作「ニュー・ミュータンツ」は、ジャック・ニコルソン主演の名作「カッコーの巣の上で」に似た異色のコミックヒーロー映画だと語ってくれた ! !



「デッドプール」や、「ローガン」の成功によって、コミックヒーロー映画のジャンルの幅を拡げてくれた20世紀FOX代表の興味深い発言です!!


スーパーマンや、ダークナイトといったコミックヒーローのみならず、007のジェームズ・ボンドといった映画史上の人気キャラクターは、その時代ごとに演じる俳優を変えて、受け継がれ、言わば半永久的に活躍してくれるわけですから、「X-Men」の人気ミュータント、ウルヴァリンも例外ではなくて…、

どんな可能性だって、それはあり得ます。

…とのことで、ユニバーサル映画の代表から、スピルバーグ監督の旧ドリームワークスの代表を経て、現在は20世紀 FOX を率いている CEO のステイシー・スナイダー女史が、Variety のブレント・ラングの取材に応じて、同社や映画界の動向について語ってくれたインタビューによれば、この春に「X-Men」を卒業したヒュー・ジャックマンの後継者となる二代目が、いずれ登場する可能性は当然、あり得るそうです…!!


とは言え、ヒュー・ジャックマンの功績は讃えつつも、彼の当たり役のウルヴァリンというキャラクターは、けして、" 永久欠番 " になったわけではない…というのがわかっただけですから、二代目ウルヴァリンは一体、誰に…?!と、せっかちに考えるのはやめにして頂いて、ステイシーさんのお話に戻ると…、

スピルバーグ監督から、旧ドリームワークスの経営を任されていた頃のステイシーです!!

新たにコミックヒーロー映画を製作するとなると、私たちは自分に向かって、あらためて問いたださなければならないことがあります。私たちなりのバージョンとはどういうものなのか?!、FOX なりのマーベルのコミックヒーロー映画とは、どういうものなのか?!ということです。

…だそうで、つまり、同じマーベルのコミックヒーロー映画を製作しているディズニーや、DC コミックスのヒーロー映画を製作しているワーナー・ブラザースといったライバルたちと同じことをしても、けして、抜きん出ることはできない…といった風にお考えのようですが…、

「デッドプール」や、「ローガン」、そして、これから公開される「ニュー・ミュータンツ」をご覧いただければ、それぞれの映画が独自の個性を持っていることが、おわかりになると思います。他社のコミックヒーロー映画と差別化するために、多大な努力をつぎ込みました。

…と仰られるように、確かにフツーのコミックヒーロー映画ではない「デッドプール」(2016年)は大ウケの爆笑も誘い、まさかの「X-Men」史上最大のヒット作にまでなったわけですし、「ローガン」はと言えば、単にヒーローものではないドラマ映画の傑作として来春のオスカー獲りを目指して動き始めていますから、多大な努力をつぎ込んだ…というのは理解ができます。


しかし、それではまだ全く、どんな映画なのか?!がわからない「X-Men」の最新作「ニュー・ミュータンツ」は、どう差別化されているのか?!というと…、

「ニュー・ミュータンツ」は、たまたま特殊な力を発揮することになってしまったティーン・エイジャーたちの物語なんです。衝動的な気持ちを自分では抑えることができない思春期のミュータントたちは、とても危険な存在です。

…だそうで、別にミュータントでなくても、感情を抑えることができない10代の暴走は危険なわけですから、ステイシーさんの言葉から容易に、あぁ、青春の痛みがテーマのひとつになっている映画なんだ…というのが窺い知れるような感じですが…、

そうした危険なミュータントの問題を解決する唯一の手段は、「カッコーの巣の上で」的な施設において、彼らを「ブレックファスト・クラブ」的に拘束してしまうことです。そうすれば、世間一般の人々を守ることができます。けれど、その一方で施設の内側はと言うと、容易に火がついてしまう危険で奇妙な場所となってしまいます。

…と、名匠ミロス・フォアマン監督が、ジャック・ニコルソンを主演に起用して、ケン・キージー著の原作を映画化し、アカデミー賞最優秀作品賞・監督賞を含む主要5部門を制覇した70年代の名作「カッコーの巣の上で」(1975年)と、ジョン・ヒューズ監督の80年代の青春映画の名作「ブレックファスト・クラブ」(1985年)とが、意外にも持ち出されて、引用されました!!


「ブレックファスト・クラブ」のエミリオ・エステベスたちは懲罰を課され、本当なら休みのはずなのに、登校するハメになった高校生たちでしたから、つまり、「ニュー・ミュータンツ」では、その登校先が「カッコーの巣の上で」の舞台になった精神科の病院のような場所だ…と、ステイシーさんは言っているわけですが、さらにより具体的には…、

ホルモン満タンでムンムンの若者たちが、呪われた屋敷へと踏み込むホラー映画に似ているかもしれません。そんなコミックヒーロー映画はまだ、ご覧になったことがないはずです。若者のヒーローたちが登場して、世界を救っちゃうわよ!!じゃなくて、「ザ・シャイニング」なんです!!

…と、最後には呪われた屋敷系ホラー映画の超傑作「ザ・シャイニング」(1980年)までが例えに持ち出されましたが、「ニュー・ミュータンツ」のメガホンを託されたジョシュ・ブーン監督(「ザ・フォールト・イン・アワ・スターズ」2014年)は、12歳の時にスティーヴン・キングにファンレターを書いたらしいことを、今年2017年5月末にお伝え済みですから、常連の CIA リーダーのみなさんとしては、やっぱり、最終的には「X-Men」シリーズ初のホラー映画なんだ…!!と、20世紀 FOX の代表自らの映画紹介に納得ができたかもしれません…!!

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「カッコーの巣の上で」的な場所で、「ブレックファスト・クラブ」的に拘束された挙げ句、「ザ・シャイニング」的な状況になってしまうらしい気の毒な若いミュータントたちは…、


プロフェッサー X と共演をした「ザ・スプリット」(2017年)が大ヒットになったホラー系映画のプリンセスにして、演技派の超新星アニヤ・テイラー=ジョイ(↑)をはじめ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のメイジー・ウィリアムズ、Netflix の「13 リーズンズ・ホワイ」のヘンリー・ザガらといった顔ぶれ!!、そして、さらに「プレデターズ」(2010年)のアリシー・ブラガも出演している「ニュー・ミュータンツ」は先ごろ撮影を終えて、仕上げの作業に突入し、全米公開は来年2018年春の4月13日の予定です!!、異色の興味深いコミックヒーロー映画を連発する「X-Men」シリーズの続報をお楽しみに…!!


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