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Box Office : 9月29日~10月1日の全米映画ボックスオフィスBEST10の第2位


トム・クルーズが、空の運び屋に扮した犯罪実話の映画化「アメリカン・メイド」が、「キングスマン 2」を僅差で倒すも、再び恐怖のピエロが出現してしまい、初登場第2位に着陸の惜しい結果 ! !


第2位 (初) 「アメリカン・メイド(5,000万ドル)

$17,016,000−(3,024館/$5,627)−$17,016,000

TV Spot : American Made



RT支持率は評論家 87 % , 観客 81 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore B+

トム・クルーズの主演作は海外のほうがヒットする…というセオリーにもとづいての公開戦略なのかもしれませんが、諸外国では今夏8月下旬の封切りだっただけに、もはや旧作?!の犯罪実話映画「アメリカン・メイド」が遅まきながら、北米の映画館に着陸した結果のオープニング成績は約1,701万6,000ドルでした。


「アメリカン・メイド」を製作・配給するユニバーサル映画としては、興業対決のライバルと目された公開2週めの FOX のスパイ・アクション映画「キングスマン : ザ・ゴールデン・サークル」の売り上げ=約1,700万ドルを辛うじて、僅差で上まわり、勝利を果たしたものの、あろうことか、公開4週めの…


ワーナー・ブラザースのホラー映画「It(イット)」が、約1,731万ドルを稼いで、首位に返り咲いたことから、初登場第1位のスタートを飾ることができず、第2位になってしまった次第ですが、しかし、TOP 3 の間での売り上げの差額は、わずか31万ドルの範囲ですから、北米で明日の週明けの月曜日に発表される実際の売り上げの集計では、順位が変わっているかもしれません。

よって、「アメリカン・メイド」は大雑把に " ほぼ第1位 " と言えなくもないのですが、それにしても、オープニング成績が2,000万ドル以下の約1,702万ドルというのは少ない…と思われそうです。しかしながら、「ジャック・リーチャー」(2012年)の同成績は約1,521万ドル(3,352館)でしたから、特にアクションの見せ場を売りにしたのでもなければ、SF や、ホラーといったジャンル系でもない過去の犯罪実話の映画化のR指定作品としては、むしろ、まずまずの健闘と言えそうです。

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また、すでに海外で約6,470万ドルを売り上げていますから、今後の北米での売り上げや、これから公開される地域での売り上げを見越すと、製作費の約5,000万ドルが回収されるのは間違いなさそうなので、メガホンをとったダグ・リーマン監督(↓ 写真)は、大人向けの地味めな作品を堅実なヒットに導いたとして、高評価をされて、よいのではないでしょうか。


なお、トムとコンビを組んだ SF タイムループ・アクションの人気作「エッジ ・オブ・トゥモロー」(2014年)のオープニング成績は約2,876万ドル(3,490館)でした。エミリー・ブラントも再登場する続篇の「リヴ・ダイ・リピート・アンド・リピート」が楽しみですね!!


Movie Clip





B-Roll :「アメリカン・メイド」の撮影風景のメイキング・ビデオ ! !



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