Header Ads

Basmati Blues : オスカー女優のブリー・ラーソンが演じるヒロインが、遺伝子組み換えのお米を広めようと赴任したインドで、農業を学んで、恋に落ちるボリウッド映画風のロマンチック・米ディ ? !「バスマティ・ブルース」の予告編 ! !



“ バスマティ ” というのは、とても香りがよいとされるインドのお米の品種のことですから、映画のタイトルは「お米ブルース」という意味です!!


ブリーが、この映画に主演すると決めたのは、演技派女優としての高評価を受けたことで、その後、次々と仕事が舞い込むことになった出世作「ショート・ターム 12」(2013年)が世に出る前の2012年のことでしたから、その当時の彼女としては、女優業を続けて、生活していくためには、ガンバって、お仕事を見つけなきゃ…なんて思っていたかもしれません。

Trailer : Basmati Blues


…というのを念頭に置いて頂くと、「部屋」(2015年)の名演技で、アカデミー賞の最優秀主演女優賞に選ばれ、ディズニー・マーベルの新しい戦うヒロインのキャプテン・マーベルとして、「アベンジャーズ 4」(2019年5月3日全米公開)を撮影しているほどのブリーが、どうして、こんなインドを舞台にした他愛のないロマコメ・ミュージカル映画に主演しちゃうの?!というのも、ご理解を頂けるはずですが、残念ながら、今のところ本国の北米でも封切りのメドが立っていない「バスマティ・ブルース」の予告編です!!


デヴィッド・アークエットが主演をつとめて、2001年に封切られた動物コメディ「シー・スポット・ラン」の脚本を執筆しただけ…という経歴しか持っていないダン・バロンが、自らのオリジナル脚本をもとに、初めてのメガホンをとった監督デビュー作「バスマティ・ブルース」で、ブリーが演じているヒロインは、父のベン(スコット・バクラ)と一緒に、お米の品種改良を目指して、遺伝子組み換えの研究をしている科学者のリンダ。


そのリンダたちが新たに造りだした遺伝子組み換えのお米を、世界で2番めに人口が多いうえ、お米をよく食べる国のインドに根付かせることができれば、大儲けができる!!と考えた名優ドナルド・サザーランド扮するボスのガーゴンの命令によって、リンダは現地に赴任することになるのですが、しかし、実際にインドの農家の人たちとふれあい、アトカラッシュ・アンバドカー(「ピッチ・パーフェクト」2012年)が演じるラジットと親密になったリンダは、自分たちの遺伝子組み換えのお米が、けして、インドの人たちにとって有益なものではないと気づくことに…。


…といった次第で、この異文化の交わりをテーマにした「バスマティ・ブルース」のストーリーについて、アメリカ人がインドを発展途上国のように見下して、今さら、お米の稲作を教えてくれようというのか…などと否定的な見方も一部にされているようですが、新人のダン・バロン監督によれば、ボリウッド映画のミュージカルや、ハリウッドの古典的なロマコメ映画にオマージュをしたつもりだそうですから、あまり社会的な要素には目を向けず、ブリーのリンダとアトカラッシュ・アンバドカーのラジットとが、お互いのカルチャーの壁を超えて、結ばれていく様を楽しんでほしいそうです!!、ただし、そうした過去の作品をお手本にしていることによって、目新しさや、オリジナリティは欠いている…とも評されています。なので…、

© Basmati Blues

ブリーは「21 ジャンプ・ストリート」(2012年)や、「トレインレック」(2015年)のようなコメディにも出演しているとは言え、どちらかと言えば、シリアスな作品の方が多い人ですから、素敵な彼女をもっと気楽に眺められる映画がほしかった…!!という人には、打ってつけのロマコメではないでしょうか…?!


Powered by Blogger.