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Daisy Ridley at ‘Murder On The Orient Express’ Press Conference : 豪華なキャストのミステリ映画「オリエント急行殺人事件」への乗車は、「スター・ウォーズ」の名声ではなく、オーディションに臨んで、自分の実力で勝ち取っていたデイジー・リドリー ! !



だって、私はまだ、たったのひとつの仕事しかしていない、ド新人なんだもの…と語るデイジー・リドリーのたった、ひとつの仕事はもちろん…、

映画史に残る大抜擢を受けて、初めての本格的な映画出演なのに、いきなり主役の大役を与えられた「スター・ウォーズ : ザ・フォース・アウェイクンズ」(2015年)ですから、同映画が数々の興業記録を書き変えて、全米公開映画史上最高の特大ヒットになった実績を鑑みると、文字通り一夜にして、スーパースターになった彼女は、どんな映画の仕事も自由自在に自分で選ぶことができると思われそうですが…、

この手の映画の役だって、自分にはこなせることを、私は証明してみせなければならなかったもの。だから、オーディションを受けられたのは、最高にうれしかった!!


…とのことで、USA Today のブライアン・アレクサンダー記者の取材に応じたデイジーによれば、ヒゲの名探偵のケネス・ブラナー監督と面談し、ライトセーバーやフォースを使うアクションを抜きにしても、自分は女優として、存在感を発揮できる!!という演技の実力を示すオーディションに臨んだ結果、ようやく、今週末の11月10日から全米公開の「オリエント急行殺人事件」に出演することができたそうです!!


なので、けして、「スター・ウォーズ」で大人気のレイだから、そのサーガの金看板が買われ、労することなく、豪華キャストに加わることができたのではなく、実力で役を勝ち取ったと言える25歳のデイジーでしたが、さすがにド新人だけに、いざ、大先輩のベテラン女優、ジュディ・デンチらを相手に撮影に臨んだ初日は…、

正直言って、とても冗談を思ったりする余裕はなかった。緊張でガチガチの私の両手はもろに震えていたもの…。だから到底、みんなと一緒のシーンをこなすなんて、私には出来っこないと思ってしまった…。


…と、大物のスターたちを目前にして、完全にすくみあがってしまったのですが、しかし、デイジーはわかったそうです。ヒゲの名探偵がどうして、自分と直接に面談をして、オーディションをしたのか…?!


スター・ウォーズ」の成功で一躍、スターになり、才能もある程度、世間に認められたとは言え、素人に近いド新人の自分が固まってしまうかもしれないことを見越していたらしいケネス・ブラナー監督が、実は自信を与えるためにオーディションをしてくれていたということに…!!


ケネス・ブラナー監督としては、もしかするとハナから、デイジーを起用するつもりだったのかもしれませんが、でも、特別扱いはせずに、オーディションという試練を与えることによって、それを通過して、自分の役を勝ち取った君はもう、メアリー・デベナムの役を、ちゃんと僕の目の前で演じてみせてくれたじゃないか!!という自信の芽を、ド新人のデイジーの中に植え付けたかったようですね!!


ですから、実はデイジーは、ケネス・ブラナー監督に認められるために、オーディションを受けたつもりが、本当は自分に対して、自分を証明するための機会だったと遡って、理解ができたことから、「オリエント急行殺人事件」の撮影を最後まで、やり通すことができたようです…!!


なお、ご覧のデイジーの写真は、先週末の金曜日の11月3日に、地元のロンドンで行われた「オリエント急行殺人事件」の記者会見で撮影されたものです!!


デイジーの次回作はもちろん、デビュー作「ザ・フォース・アウェイクンズ」の続篇「スター・ウォーズ : ザ・ラスト・ジェダイ」!!、来月12月15日から公開ですから、デイジーのファンの方は、オリエント急行に乗って、「スター・ウォーズ」に向かって頂くことになります!!







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