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Thor :「ソー : ラグナロク」の名優アンソニー・ホプキンスのあのシーンは、どうして没になったのか ? !、テリー・ギリアム監督の傑作「フィッシャー・キング」のネタが消えたわけを、タイカ・ワイティティ監督が教えてくれた ! !



ご覧の写真のシーンはどうして、没になったのか?!の理由だけを書いているので、これから映画を観る方にとって、ネタバレにはなりません!!


上 ↑ の写真は、昨2016年夏の8月末に紹介した「ソー: ラグナロク」のセット・フォトです。現在大ヒット中の同映画が製作拠点を置いたオーストラリアのブリスベンの街を、アメリカのニューヨークとして見立て、雷神とロキの義兄弟コンビが、あろうことか、路上生活者のホームレスになってしまった父のオーディンの姿を発見する…!!という展開が撮影されたのですが、しかし、最終的に、このシーンは編集でカットされてしまい、映画館で上映中の完成した映画では使われていません。

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どうして、せっかく、わざわざ、ブリスベンをニューヨーク化してまで撮影したシーンを没にしたのか?!、オーディン役の名優アンソニー・ホプキンスの地元イギリスの映画メディア エンパイアのジョン・ニュージェントの質問に答えてくれたタイカ・ワイティティ監督によれば…、

ぼくたちが、そもそも希望していたのは、ソーとロキが、ニューヨークの路上で生活をしているオーディンを見つけるという展開だったんだ。「フィッシャー・キング」のようにね。

…とのことで、昨年の夏に写真を見た時点では、まったく思いつきませんでしたが、神々の王国アスガルドの王、つまり、“ キング ” の オーディンが落ちぶれて、ニューヨークのホームレスになっているという設定は、テリー・ギリアム監督が、アーサー王の伝説をネタにして、故ロビン・ウィリアムズをニューヨークのホームレス(↓ 写真)にしてしまった傑作「ザ・フィッシャー・キング」(1991年)にちなんだ “ キング ” つながりのダジャレ?!、それとも、トリビュート?!の引用でした!!


もしかすると、DVD で、そのシーンを観せることができるかもしれないけれど、とても、クールだし、興味深いものだったんだ。けれど、そういう状況にオーディンを置いちゃったことについて、テスト試写の観客たちは、とても彼が気の毒だ…と、かわいそうになってしまったんだよ。

…だそうですから、もしかすると DVD の特典映像や、ディレクターズ・カット版?!などの形で披露されるかもしれない「ソー: ラグナロク」の当初に作られたオリジナルのバージョンでは脚本どおりに、名優のアンソニー・ホプキンスは、故ロビン・ウィリアムズの “ 漁夫王 ” (いさなとりのおう)のような風変わりな路上生活者だったようです…!!、しかしながら…、

神々の王国アスガルドの主神だったはずの偉大な王が、ゴミゴミした大都会のニューヨークで、ホームレスだなんて…と、その姿を観るのは、あまりにも忍びない…ということになって、別の場所に設定を変えることになったんだ…。


…とのことですから、軽妙で愉快なコミックヒーロー映画「ソー: ラグナロク」の展開の中で、どうやら、そのオーディンがホームレス…という設定は、観客をいきなり現実に引き戻して、少し暗い気持ちにさせてしまったことから、ミスマッチ…と判断されて、撮り直しをすることになったようです。


…といった次第ですから、「ソー: ラグナロク」をすでにご覧になって、CIA で写真を見たシーンがなかったが、どういうことなんだ?!と、もしかすると疑問していた方は、ご納得いただけたかと思いますし、これから観る方は、そうか、あのシーンは没になったのか…と、あらかじめ理解したうえで、映画をお楽しみください。なお、タイカ・ワイティティ監督の発言のうち、「ソー: ラグナロク」のネタバレになってしまう部分は割愛し、なおかつ、一部はあえて、曖昧な日本語訳とさせて頂きましたので、ご了承ください!!


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