Box Office : 1月26日～28日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第3位

クリスチャン・ベールとロザムンド・パイクが共演し、南北戦争後の時代を舞台にしたウエスタン「ホスタルズ」が全米公開に転じるや、第3位にまで急浮上の大健闘 ! !

第3位 (23) 「ホスタルズ」(5,000万ドル)

$10,205,000−(2,816館/$3,624)−$12,052,795

Trailer : Hostiles

★RT支持率は評論家 72 % , 観客 73 % / Metacritic スコア 65 / 出口調査の CinemaScore B

名優クリスチャン・ベールが、「アウト・オブ・ザ・ファーネス」（2013年）のスコット・クーパー監督と再びコンビを組んだ「ホスタルズ」の配給権を取得したエンタテインメント・スタジオとしては、バットマンがきっと、アカデミー賞の最優秀主演男優賞の候補にあげられるだろう！！、そうなるに違いない！！と読んでいたのかもしれませんが…、

昨2017年末のクリスマス前に限定公開でリリースしたウエスタンをようやく、封切りから6週めとなるオスカー・ノミネート発表＝1月23日の直後の週末に、満を持して全米の映画館に拡大公開した結果の週末興行成績は約1,021万ドルでした…！！

当初の高評価をもとに、オスカーを含めて数々の映画賞に絡むであろうと期待された「ホスタルズ」は結果としては、まるで相手にされず、無視をされてしまったような感じになっていますが、計2,816館の全米公開に転じた週末興行成績が約1,021万ドルというのは…、

前述の「アウト・オブ・ザ・ファーネス」が、2,101館の全米公開で稼いだオープニング成績の約522万ドルの2倍近い数字なわけですから、クリスチャン・ベールとスコット・クーパー監督のコンビ作としては、大いに飛躍をしたことになりますし…、

Movie Clip : The Cabin Attack

クリスチャン・ベールは前作の「ザ・プロミス」（2017年）のオープニング成績が、たったの約410万ドル（2,251館）の沈没だっただけに、それと比較をしても、実績は上向いたわけですから、地味なウエスタンの「ホスタルズ」が、1,000万ドルを超えたのは上出来と言えるかもしれません。ただし…、

「ローガン」（2017年）のジェームズ・マンゴールド監督がメガホンをとり、ラッセル・クロウと共演した同じウエスタン・ジャンルの「3:10 トゥ・ユマ」（2007年）のオープニング成績は約1,404万ドルだったので、それに近い金額を稼いでくれるものと想定していたらしいエンタテインメント・スタジオにとっては、ガッカリの結果となっています…。しかし、同社のプロモーション次第では、「ホスタルズ」はもっと映画賞に絡めたのでは…？！と指摘をすれば、約1,021万ドルという金額は、まぁ、それなりの成績として、前向きに受けとめることもできるのではないでしょうか…！！

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Movie Clip : Meeting the Men