Mission Impossible 6 : トム・クルーズ主演のスパイ・アクション映画の最新作「ミッション : インポッシブル 6」が、当初に予定していた「ザ・ラスト・ジェダイ」に代わる新しい副題を発表してくれた ! !

「ザ・ラスト・ジェダイ」の題名を「スター・ウォーズ」に奪われた「ミッション : インポッシブル 6」が新たな題名を明らかにしてくれました！！

イギリスの映画マガジンエンパイアのクリス・ヒューイットの取材に応じたクリストファー・マッカリー監督によれば…、

言うまでもないことだけれど、「ミッション : インポッシブル - ザ・ラスト・ジェダイ」の題名は使えない。僕たちは1週間、遅かったんだ…。僕たちがタイトルを登録する準備が整った頃には、連中が先に申請をしていたんだよ、本当にサイテーだよね…。

…とのことで、当初に考えついた「ザ・ラスト・ジェダイ」のタイトルは、「スター・ウォーズ」の方が先にアメリカ映画業協会に登録してしまったことから使えなくなった…という経緯を明らかにしてくれましたが、これはもちろん、同監督がメガホンをとった前作の「ローグ・ネイション」（2015年）と「スター・ウォーズ」の「ローグ・ワン」（2016年）の題名が似通って、「ローグ」がかぶってしまったことをネタにしたジョークですね…！！

で、「ミッション : インポッシブル 6」の本当の題名はと言うと…、

まず僕が思ったのは、ひと言の題名であるべきだということだったんだ。

…だそうで、どうして、ひと言でなければならないのか？！というのは…、

「ローグ・ネイション」のさらに前作の第4作めは「ゴースト・プロトコル」だったので、ふたつの言葉を組み合わせるパターンが続いたことから、それをネタにして、スパイ映画に使われそうな言葉をふたつ組み合わせて、題名を生成する「ミッション : インポッシブル・タイトル・ジェネレーター」というジョークのアプリが存在しているそうです…！！

よって、ふたつの言葉を組み合わせるパターンが、そんな風に笑いのネタにされてしまっている…というのも、ひとつの理由だそうですが、でも、それよりも重要だったのは…、

これまでとは、やや種類が異なるタイプの作品なんだ。だから、それにあわせて、違う姿勢を示さなければならない…。

…といった発想からパターンを変えて、ひと言にした際立つ印象のタイトルとして…、

「ミッション : インポッシブル - フォールアウト」

…に決定したそうです！！、" フォールアウト " という言葉じたいには、" 後遺症 " や、" 副産物 " といった意味がありますから、何かの影響によって起こってしまったこと…というニュアンス、そして、さらに " 放射性降下物 " 、つまり “ 死の灰 ” という核兵器や、原子力発電所の事故などを連想させる意味もあるわけですが、同監督は…、

題名には文字通りの言葉そのものの意味から比喩的な例えとしてまでの複数の意味が込められているんだ。文字通りの意味としては、核のテロが迫っている脅威が、映画に覆い被さっている。

…だそうですから、トム・クルーズのイーサン・ハントが率いるミッション : インポッシブル・チームは、核を使った破壊工作を計画しているテロリストを相手に戦うことになるのかもしれませんが、題名に込められた別のもうひとつの比喩的な意味としては…、

イーサンの過去が蘇って、彼に憑りつくことになる…。彼が、よかれと思ったことの副産物なんだ。イーサンが自分の人生において選択してきたことの最終的な結果が、この映画では生じることになるんだ。

そうした主人公の過去が掘り下げられる…という意味においては、同じスパイ映画の「007」シリーズが、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドの生い立ちをとり上げつつ、上司の M（ジュディ・デンチ）の過去が災いになる展開を描いた第23作め（2012年）のタイトルが「スカイフォール」でしたから、“ フォール ” つながりとして印象が少し似ている…という指摘もされそうなのですが、果たして、イーサン・ハントの過去のどんな選択が裏目に出ることになるのか…？！

「アベンジャーズ : インフィニティ・ウォー」（5月4日全米公開）の撮影とかぶってしまったジェレミー・レナーが出演できなかったのは残念ですが、そのマーベルのヒーローの代わりに、DC コミックスのヒーローのスーパーマン＝ヘンリー・カヴィルが新たに参戦してくれた「ミッション : インポッシブル - フォールアウト」は、今夏7月27日から全米で公開！！、その他の共演者には…、

おなじみのサイモン・ペグ、ヴィング・レイムスたちのほか、レベッカ・ファーガソン、アレック・ボールドウィン、悪役のショーン・ハリスらが前作から引き続き、登場するのに加えて、テレビシリーズ「シャーロック」のシアン・ブルック、「ジュピター・アセンディング」（2015年）のヴァネッサ・カービー、「ブラック・パンサー」（2月16日全米公開）のアンジェラ・バセット、そして、イーサン・ハントの妻のジュリア役のミシェル・モナハンが帰ってきます！！

この1月下旬のタイミングに映画の題名を発表し、宣伝活動が動きだした…！！ということは、来週末の2月4日に開催されるNFL頂上決戦の第52回スーパーボウルの試合中継で、スーパーボウル・スポットを放送し、本編映像を初公開！！のあと、予告編をリリースか？！と期待できそうですから、「ミッション : インポッシブル - フォールアウト」の続報をお楽しみに…！！