Box Office : 3月16日～18日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第5位

DCコミックスのヒーロー・ドラマの仕掛け人がメガホンをとった青春恋愛ドラメディの傑作「ラブ、サイモン」が、期待値に沿った好成績の初登場第5位 ! !

第5位 (初) 「ラブ、サイモン」(1,700万ドル)

$11,500,000−(2,402館/$4,788)−$11,500,000

Trailer : Love, Simon

★RT支持率は評論家 91 % , 観客 92 % / Metacritic スコア 73 / 出口調査の CinemaScore A+

ワーナー・ブラザースは、どうして、この人をシネマティック・ユニバースのリーダーに据えないのか？！と、コミックヒーロー映画のファンたちが、ともすれば疑問に思ってしまうグレッグ・バーランティは、DC コミックスのヒーロー・ドラマ「アロー」、「ザ・フラッシュ」、「スーパーガール」を次々と成功させてきた仕掛け人のプロデューサーですが、そのヒーローものの達人を起用し、臨床心理学者のベッキー・アルバータリが執筆したYA小説の映画化を託した賢明なFOXが、「ラブ、サイモン」のオープニング成績の見込みを約1,150万ドルと発表しました！！

1,150万ドルという金額は、全米公開映画の封切り成績としては、やや心もとない感じですが、それを売り上げた映画館の数が、2,402館と少なめなのは、同性愛者の少年のカミングアウトをテーマにした青春恋愛映画なんて、そもそも市場が狭いから…という事情を踏まえると申し分のない結果のように思われます。

そして、また、主演のニック・ロビンソンが昨2017年の…、

夏に放ったワーナー製作の同じく青春恋愛映画のヒット作「エブリスィング、エブリスィング」のオープニング成績は、約1,172万ドル（2,801館）でしたから、その前例どおりと言えるドンピシャ！！の結果を、FOXは出してみせた！！と、同社のマーケティング力を高評価することもできそうです…！！

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いずれにしろ、メジャーの映画スタジオが、1,700万ドルの安価な製作費で仕上げた作品が赤字になるとは、まず思えませんし、出口調査の評価が、この上はない最高の " A+ " の絶賛であるのを踏まえると、今後の口コミによる集客も期待できそうですから、グレッグ・バーランティはまた堅実な仕事をやってのけたということになりそうですね…！！

Movie Clip :「ラブ、サイモン」の本編シーンのビデオ・クリップ3本ひとまとめ ! !

B-Roll :「ラブ、サイモン」の撮影風景のメイキング・ビデオ ! !