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Box Office : 4月13日~15日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第1位


ドウェイン・ジョンソン主演の80年代ゲームのアクション映画化「ランペイジ」が、公開2週めのホラー映画「ア・クワイエット・プレイス」との接戦に辛うじての勝利をおさめ、初登場第1位 ! !


第1位 (初) 「ランペイジ(1億2,000万ドル)

$34,500,000−(4,101館/$8,413)−$34,500,000

TV Spot : Rampage


RT支持率は評論家 50 % , 観客 81 % / Metacritic スコア 45 / 出口調査の CinemaScore A-

13日の金曜日の週末ともなると、やはり、ホラー映画を…と考える人が多いこともあり、封切りの初日から3日間にわたって、公開2週めの絶賛のホラー映画「ア・クワイエット・プレイス」に肉薄されたものの、ファミリーの観客が訪れる土日で差をひろげることができたドウェイン・ジョンソン主演の「ランペイジ」が、どうにか辛うじて初登場第1位のデビューを飾ることができました…!!


親子で楽しめる痛快な娯楽作として、ファミリー層には大ウケの好評ながら、評論家やジャーナリストらは試写の途中で、もう帰りたい…と虚しくなってしまった「ランペイジ」を製作・配給するワーナー・ブラザースが発表した見込みのオープニング成績の3,450万ドルは…、


ドウェイン・ジョンソンとブラッド・ペイトン監督がコンビを組んだ第1作めの同じくワーナー作品「ジャーニー 2 : ザ・ミステリアス・アイランド」(2012年)の同成績=約2,734万ドル(3,470館)こそ上まわったものの、コンビの前作のやっぱりワーナー作品のディザスター映画「サン・アンドレアス」(2015年)が記録した約5,459万ドル(3,777館)と比較すると、かなり物足りない数字となっています…。

さらにその「サン・アンドレアス」の製作費=約1億1,000万ドルに少し追加をした約1億2,000万ドルの高額の製作費が費やされたコスト高や、来週末の4月27日には、今年2018年最大のメガヒット作になるであろうと予想される「アベンジャーズ : インフィニティ・ウォー」が封切られるのを見越すと、「ランペイジ」が客足を維持できる興行の寿命は短いものになりそうですから、最終的に国内での売り上げは大台の1億ドルを突破できない敗北の結果になってしまう可能性も懸念されそうです…。


となると当然、期待されるのは、その不足分を補ってくれる世界最大の映画市場の中国での動員ですが、幸いにして、北米を上まわる5,500万ドル以上を稼ぎ出すオープニング・ヒットとなっています!!

その中国での売り上げを含めた諸外国のトータルの興行成績=約1億1,410万ドルに、本国での売り上げを追加すると、「ランペイジ」のオープニング成績の総額は約1億4,860万ドルにまで達しますから、先行きにやや不安があるとは言え、評論家とは正反対に観客の口コミは好評であることや、またしても中国に救われたことによって、失敗が当然のゲームの映画化としては、ひとまず申し分のないデビューを果たすことができたものと評価できるのではないでしょうか…?!

B-Roll : 「ランペイジ」の撮影風景を紹介したメイキング・ビデオ ! !


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© Warner Bros.

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