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Box Office : 4月13日~15日の全米映画ボックスオフィスTOP5の第3位


パーティ・ゲームをホラー映画化した「トゥルース・オア・デア」が、同じホラー映画の超話題作「ア・クワイエット・プレイス」を向こうにまわしながら、特定の観客層へのアピールに成功した堅実なヒットの初登場第3位 ! !


第3位 (初) 「トゥルース・オア・デア(350万ドル)

$19,080,000−(3,029館/$6,299)−$19,080,000

TV Spot : Truth or Dare


RT支持率は評論家 15 % , 観客 21 % / Metacritic スコア 37 / 出口調査の CinemaScore B-

いわゆる低予算ホラーの小ヒットを連発しているブラムハウス・プロダクションズが、「キック・アス」シリーズを終わらせた戦犯として、ヒットガール・ファンに嫌われているジェフ・ ワドロウ監督を起用して製作した「トゥルース・オア・デア」の週末3日間の封切り成績が、約1,900万ドルになりそうな見込みを、配給のユニバーサル映画が発表してくれました!!


「プリティ・リトル・ライアーズ」で知られるルーシー・ヘイルが主演のホラー映画の製作費は、たったの約350万ドルですから、その5倍強を稼いだ「トゥルース・オア・デア」は、もはや黒字確定と言えるだけに、プロデューサーのジェイソン・ブラムがまた要領よく儲けやがったッ!!といった感じになりますが、しかし…、


" 13日の金曜日 " というカレンダーの日付けに便乗して、ホラー映画を封切れば、若者たちの週末のパーティの余興として、集客することができる!!というホラー映画界のお約束の13日の金曜日商法?!が大当たりになった昨2017年10月13日公開のブラムハウス作品「ハッピー・デス・デイ」の封切り成績が約2,604万ドル(3,149館)だったのと比較すると、内容的にも物足りないとされる「トゥルース・オア・デア」の成績は、やっぱり今ひとつ…と見なされてしまうかもしれません。

とは言え、次回のアカデミー賞の最優秀作品賞の候補になるのでは…?!とまで言われた始めたホラー映画「ア・クワイエット・プレイス」の大ヒットが話題になっている現状を踏まえると、同じホラー映画ながら、とりたてて、面白いわけでもない「トゥルース・オア・デア」が、2,000万ドルに近い数字を稼ぐことができたのは、むしろ、大健闘!!と拍手をされて然るべき結果のように思われます…!!


この「トゥルース・オア・デア」の思いがけない成功の要因としては、13日の金曜日のホラー・パーティ向けの映画として、まさにパーティ・ゲームを題材にした企画が功を奏し、主に若年層の女性客を多く集めることが出来た!!という特定の狭い観客層の掘り起しによって、「ア・クワイエット・プレイス」に対抗できたことや、主演のルーシー・ヘイルではなく、DCコミックスのテレビシリーズ「ザ・フラッシュ」のジェシー・クイックとして、オタクに人気のヴァイオレット・ビーンを脇役に配したことで、彼女目当てのコミックヒーロー・ファンを集客できた!!という効果もあったものと考えられています!!

Movie Clip : ヴァイオレット・ビーンのマーキーが、ルーシー・ヘイルのオリヴィアの手をハンマーで折るように求められてしまうシーン ! !


さらに加えて、この「トゥルース・オア・デア」のコンセプトは容易にシリーズ化ができそうなことを踏まえると、前述の「ハッピー・デス・デイ」ほどのヒットではなかったものの、将来の可能性まで含んだ成功のデビューとして結論づけることができるのではないでしょうか…?!

B-Roll :「トゥルース・オア・デア」の撮影の様子のメイキング・ビデオ ! !


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