Blade Runner :「ブレードランナー」らしさが感じられると評判の続篇「2049」は、そのもそのはず、オリジナル映画が撮影しなかったシーンを映像化していたという指摘の証拠の貴重な絵コンテをご覧下さい ! !

自分の「ブレードランナー」に盛り込めなかった場面を続篇で復活させることにした…というのは、当のリドリー・スコット監督が語っていたそうですから、指摘というよりは、同監督の言葉の裏付けを確認できた…という言い方の方がふさわしいのかもしれませんが、イギリスの映画ジャーナリストのブレンドン・コネリーによれば…、

CIA でも一昨日に紹介した「ブレードランナー 2049」の新しい全長版の予告編（↓）で観られたライアン・ゴズリングの新ブレードランナー K と、ネクサス8 のレプリカントのバティスタとの絡みは…、

リドリー・スコット監督が1982年に発表したオリジナル映画の幕開けのオープニング・シーンとして構想されるも、残念ながら撮影されず、没になってしまったシーンの再現だそうです…！！

続篇であらためて、復活をした！！ということは、オリジナル映画が涙を呑んで、あきらめたのかもしれない本来のオープニング・シーンは、どういうものだったのか…？！というのは…、

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「ブレードランナー」マニアの本棚には必ず並んでいると言えそうなポール・M. サモン著の1996年出版「フューチャー・ノワール : ザ・メイキング・オブ・ブレードランナー」の中で、とっくに絵コンテが紹介されたものですから、もしかすると自分も気づいた…！！という読者の方もいらっしゃるのかもしれませんが、それを誰かがアニメ化してくれた動画をご覧ください…！！

Blade Runner Alternate beginning



「ブレードランナー 2049」は「ブレードランナー」の続篇なのだから、「ブレードランナー」らしくて当たり前…とは言え、実際のところ、なかなか出来そうにない「ブレードランナー」らしさという難しい課題が、どうにか、こなせているように観受けられることから、デニス・ヴィルヌーヴ監督（「アライヴァル」2016年）の手腕は早くも好評を博しているわけですが、その秘訣は、どうやら、オリジナル映画の使われなかった要素を巧みに盛り込むことだったのかもしれませんね…！！

Trailer : Blade Runner 2049



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となると、リドリー・スコット監督が語っていたように、「ブレードランナー」が実現できなかった要素が、他にもいくつも散りばめられているのか…？！、しっかりと予習してから観たい「ブレードランナー 2049」は、今秋10月6日から全米公開です…！！